切り撮る

まぁきぃ

2007年12月17日 01:16

年をとっているわけでもないけれど、若いと言いきるには少し躊躇いのある微妙なお年頃の私ですが、まだ経験したことのないこともたくさんありまして。

先日、そんな数ある未経験のうちのひとつを初体験してしまいました。

といってもそんな珍しい体験ではなく、世の中のカポーはきっとよくやっていることなのでしょうけど。

けど私は初体験でした。

指輪屋さん、でいいのかな、でも売られてるのは指輪だけじゃないし、けど宝石屋とも違う気もするし、嗚呼もうその手の店の総称すらわからない(汗
まぁとにかく、そういうお店で指輪を買ったのです。
正確には買ってもらった、のです。

指輪にしろ服にしろ、物色していると店員さんが話しかけてくるじゃないですか。
そして物腰柔らかにしかし押しは強く試着を勧めてくる。
私はあれがものすごく苦手で。
もう消えてしまいたいくらいに緊張しまくりました。
カメラ屋でならそんなことにはならないんだけどなぁ。

店員さんが出してくれた台に乗せられた指輪のどっちから試してみりゃいいんだとか、一体どの指につけりゃいいんだとか、つけたあとどんなリアクションを取りゃいいんだとか、はずして返すときはお礼のひとつも言うべきだろうかとか、頭の中はもう鳴門海峡の渦潮のごとくいっぱいいっぱいグルグルして目が回りそうでした。
軽く酸欠、そして不整脈。
店員さん、ソフトな態度で苦笑い。

一緒に行った人はそんな私を全然助けてはくれず。
一人で頑張りなさいと言わんばかりににやにやしてるだけ。
お父さんか、君はお父さんか。

でも頑張りました。
その暁に指輪をひとつゲット。
いや、そのために行ったんでした(汗
店でやり取りした内容は夢ではなかったかと思うくらい記憶が朧ろげですが、今私の手元にはちゃんと指輪がアリマス。

いっぱいいっぱいになる私を見るのを楽しまれたようで負けた感が少なからずあるのですが、でもやっぱり嬉しいです。
っていうかかなり嬉しいです。
ありがとう指輪をくれた人。
指輪のことだけじゃなく、いつも傍にいてくれてありがとう。

リベンジ(?)の機会と作戦を練りながら幸せな気持ちで指輪を眺める冬の夜なのでした。



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