投げられて撮る
それは碧い海ではなく。
青い空でもゆるやかな時間でもなく。
私が求めるのはあの人たちと過ごす空間なのです。
湿った空気、明るすぎてはっきりと覚えていられない景色。
夜の校舎で大太鼓の響きの中佇んだり多すぎるメニューに惨敗したり。
お酒を飲みながら夢について語ったり思い出話をしたり似てない物真似で笑ったり。
良い歳をした大人が集まって海辺で馬鹿をしたり夜中にアボカドをもりもり食べたり。
離れていてもあの人たちがいるから私は元気になれるんだと思います。
だから私にとってあの海は特別な海。
あの空は忘れられない空。
なのです。
そして「ビーチパーティーには着替えを持っていくべし」と心に刻みつけるのです。
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