オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2007年12月31日

翔んで撮る

年の瀬の数日、現実逃避に行ってきました。

怒涛のような日々をすごしているとなんでもないことが幸せだったりします。

たとえばキッチンから皆がそれぞれにくつろいでいる様子を眺めながら料理をしたり。
散歩がてら連れだって買い物に行ったり。
林檎を切ったらあっという間に全部食べられたり。
オリジナルの片栗粉料理を試食させてもらったり。

そんな時間をくれたみんなにありがとう。
幸せを教えてくれた人にありがとう。

知らん顔してるみたいでもいつも気にかけています。
気がついていないふりでも全部見ています。
そうやって頭の中のアルバムにもたくさんの映像を焼き付けて。
もちろん写真もいっぱい撮って。

何気なく過ぎていく時間の中にたくさんある素敵なこと。
忙しくしているだけでは見過ごしてしまうような、そんな小さな輝き。

それらの一瞬が放つ光を切り撮っていけたらいいなと思いました。


  


Posted by まぁきぃ at 22:33Comments(2)和歌山写真

2007年12月23日

白に撮る

風邪をひいてしまったみたいです。

でもせっかくの週末をずっと家で過ごすのは勿体ないと思ったので、日曜日の午後は少しだけ出かけてきました。

ビルの屋上。

屋上へ上がる階段や扉が施錠されていないビルは最近は少ないので、施錠されていないそこは私の秘密の場所です。

てっぺんは好きです。

さして高いビルではないですけど、とりあえず視界を遮るものはなく、ボーっとするにはとても良い場所です。

冷たい風と灰色の空と、雨上がりの澄んだ空気。

目線を下げるとたくさんの建物と看板。少し遠くには大阪湾のスモッグ。時折頭上を鴉がかすめていきます。

嗚呼大阪の風景。

いつもは私もそこにいるのです。

けれど、少し高い場所にいるだけで日常から解放されるような清々しいような気分になって、小さなことなんてどうでもよくなります。
風邪の鼻水だって気になりません。

しばらくの間そこでボンヤリして、さてまた明日から頑張るか、と家路につきました。

一番高い場所じゃなくていい。抜群に見晴らしのいい場所じゃなくてもいいのです。

そこは私の秘密の場所なのです。



そしていつものことですが、本文の内容と画像にはまったくもって関連はありません。

  


Posted by まぁきぃ at 23:30Comments(0)大阪写真

2007年12月17日

切り撮る

年をとっているわけでもないけれど、若いと言いきるには少し躊躇いのある微妙なお年頃の私ですが、まだ経験したことのないこともたくさんありまして。

先日、そんな数ある未経験のうちのひとつを初体験してしまいました。

といってもそんな珍しい体験ではなく、世の中のカポーはきっとよくやっていることなのでしょうけど。

けど私は初体験でした。

指輪屋さん、でいいのかな、でも売られてるのは指輪だけじゃないし、けど宝石屋とも違う気もするし、嗚呼もうその手の店の総称すらわからない(汗
まぁとにかく、そういうお店で指輪を買ったのです。
正確には買ってもらった、のです。

指輪にしろ服にしろ、物色していると店員さんが話しかけてくるじゃないですか。
そして物腰柔らかにしかし押しは強く試着を勧めてくる。
私はあれがものすごく苦手で。
もう消えてしまいたいくらいに緊張しまくりました。
カメラ屋でならそんなことにはならないんだけどなぁ。

店員さんが出してくれた台に乗せられた指輪のどっちから試してみりゃいいんだとか、一体どの指につけりゃいいんだとか、つけたあとどんなリアクションを取りゃいいんだとか、はずして返すときはお礼のひとつも言うべきだろうかとか、頭の中はもう鳴門海峡の渦潮のごとくいっぱいいっぱいグルグルして目が回りそうでした。
軽く酸欠、そして不整脈。
店員さん、ソフトな態度で苦笑い。

一緒に行った人はそんな私を全然助けてはくれず。
一人で頑張りなさいと言わんばかりににやにやしてるだけ。
お父さんか、君はお父さんか。

でも頑張りました。
その暁に指輪をひとつゲット。
いや、そのために行ったんでした(汗
店でやり取りした内容は夢ではなかったかと思うくらい記憶が朧ろげですが、今私の手元にはちゃんと指輪がアリマス。

いっぱいいっぱいになる私を見るのを楽しまれたようで負けた感が少なからずあるのですが、でもやっぱり嬉しいです。
っていうかかなり嬉しいです。
ありがとう指輪をくれた人。
指輪のことだけじゃなく、いつも傍にいてくれてありがとう。

リベンジ(?)の機会と作戦を練りながら幸せな気持ちで指輪を眺める冬の夜なのでした。


  


Posted by まぁきぃ at 01:16Comments(3)大阪写真

2007年12月02日

告げて撮る

カメラを買い替えました。

そのカメラを持って何度目かの紅葉散策に。

もうテンション上がって上がって。

まだ使い慣れないカメラの性格を探りながらシャッターを切ってました。

風がふくたびに落ちてくる葉っぱは刹那的で美しく、その潔さが羨ましいとさえ私には感じられました。


理由があって泣いたのではなくて、泣きたいから理由を探してたのかもしれない。


けれど、写真を撮っているとき、撮った写真を見るとき、私はとても幸せなのです。

愛しいものと過ごす時間はとても早く過ぎて。

それだけに一層大切に思えるのです。

そしてお腹いっぱいになるほど紅葉を見てきたわりには載せた写真は紅葉がメインじゃなかったりするのです。


  


Posted by まぁきぃ at 23:59Comments(1)京都写真